2016.02.18更新

 アインシュタインが100年前に予言した「重力波」を米国の研究者がついに捉えたそうです。TVの記者会見で研究者が喜びの表情で”We did !!" と叫ぶ姿に「ついに」やったという気持ちが込められていました。アインシュタイン自身も実際の観測は無理と考えていたほど重力波で伝わる時空のゆがみは極めて小さく、観測を邪魔するノイズとの闘いだっそうだ。地面や空気の振動、風や海岸の波、飛行機の離着陸、雷や微小地震など対策項目は1万以上にも上るそうだ。

 アインシュタインが残した宿題に対する期しくもちょうど百年目の解答、ロマン溢れる話であり、門外漢の俗物もついつい新聞記事に引き込まれてしまうのだが、その発見の本当の科学的意義については(一般紙の)新聞の解説を読んでもいまいちピンときません。でも、見つけたということはその後重力波の研究が進み、映画「バック トウ ザ フューチャー」に出てくるデロリアンや車輪のないスケボーが発明されたり、時空のゆがみを利用して何百光年もの距離を一瞬で通り抜ける宇宙船がそのうち発明されるかもしれないと考える門外漢は僕だけだろうか。

 

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投稿者: あぐり動物病院