初めての方へ

初めてご来院される飼い主さまからは、特にしっかりお話をうかがうようにしています。

飼い主さまへのお願い

  • 診療を受けるペットのことを詳しくお伝えいただける方がお連れください。
  • 待合室や駐車場でキャリーから出さないようにしてください。
  • 他の動物たちに触れたりせず、そっとしておいてあげてください。

ワンちゃんの飼い主さまへ

  • 必ずリードをつけてお連れください。
  • できたらケージかキャリーに入れてお連れいただけると、ワンちゃんも落ち着いて過ごせます。
  • ワンちゃんが興奮しても、しっかり保定できる方がお連れください。

ネコちゃんの飼い主さまへ

  • キャリーに入れてお連れください。抱っこでお連れになると、なにかに驚いて脱走してしまう恐れがあります。院の目の前は交通量の多い道路ですので、ご注意ください。
  • ネコちゃんを洗濯ネットに入れてからキャリーに入れるとより安全です。ネコちゃんは袋がとても好きですから、お気に入りの場所に洗濯ネットを置いておくと、自分で入って遊びます。こうした洗濯ネットであれば自分の匂いがついているので、病院に来ても安心して過ごせます。

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンは、かかっている獣医さんとは別の獣医さんに診てもらって、意見をきくこと。人間の医療では一般的になってきていますが、獣医療の世界でもセカンドオピニオンを試される飼い主さんが多くなっています。

主治医に不安や不満があって転院する場合と異なり、セカンドオピニオンはあくまでも第三者の獣医師に診てもらって、多角的な意見に触れることが目的です。そのため、現在と同じ治療を続けることが望ましいという場合もありますが、以後はその治療を安心して受けることができるというのは飼い主さんのお気持ちにとっても大きいと思います。

また、獣医はそれぞれまったく違った診療経験を積んでいます。さまざまな病気にはスタンダードとされている治療法がありますが、それ以外の選択肢について経験や知識を持っている場合もあります。

また、異なる角度から説明を受けるこことで、その病気への理解が深まり、よりよいケアについてのヒントになる場合もあります。

動物たちのために納得できる治療をしてあげたい。そうお考えでしたら、ぜひご相談ください。

メリットとデメリット

メリット

  • セカンドオピニオンが主治医と同じ意見だった場合、それ以降は安心して治療を続けることができます。
  • 新たな診断の可能性があります。
  • これまでと違う治療法を提案してもらえる可能性があります。
  • 病気についての知識や理解が深まり、飼い主様がお考えになるベストな選択ができるようになります。

デメリット

  • 時間や診察費用が必要になります。
  • 知らない場所が苦手な動物の場合、ストレスになります。

当院の方針

一般的なスタンダードとなる治療法はもちろん、飼い主さまのお考えやご事情に合わせた幅広いご提案も可能ですので、さまざまな病気について、独自のアドバイスをさしあげることができます。

できるだけ入院をしないで治療を行いたい。こうした診療方針の当院では、ご自宅でのケアに関するノウハウを多く持っています。

それぞれの選択肢について、リスクやメリット・デメリットをわかりやすくお伝えしますので、ご不安がありましたらご相談ください。

初診の流れ

Step1ご予約

原則、予約はなく、受け付け順の診察となります。

Step2受付

最初に問診票へご記入をお願いしています。もしわからないことなどがありましたら、遠慮なくおたずねください。
お名前、年齢、ワクチン、避妊・去勢の有無、日々の食事、気になっているところなどについて、おうかがいします。

Step3診察

診療室に入っていただき、診療を行います。
飼い主さまからじっくりお話をうかがいながら、視診、聴診、問診、触診、体重、体温などの基本的な診療をまず行います。緊急の必要がある場合には、すぐに治療に入る場合もあります。
うかがったお話の内容、動物の状態や症状などにより、必要と思われる検査について飼い主さまにご提案し、ご納得いただいたら検査に進みます。「必要な検査はできるだけ受けて、注射や投薬などの治療をしたい」「治療費をある程度おさえたい」「高度な獣医療(CT・MRI・大学病院などでの検査・治療・手術・抗がん治療など)もできればしてあげたい」など、ご希望がありましたら、なんでもご相談ください。当院は日本動物高度医療センターと連携契約をしています。

Step4検査

飼い主さまにご納得いただいた検査を行い、問題が発生した場合には、どういった治療の選択肢があるかについて、飼い主さまのお考えにそってご提案します。

Step5治療

飼い主さまのご確認をいただいてから、治療を行います。
症状や検査結果に応じて、注射や投薬などの処置を行います。時には手術や通院が必要になる場合もあります。往診も行っています。
薬の与え方などは初めての方には難しいものです。どのように与えるかを細かくご指導しますので、ご安心ください。また、どうしてもお薬を飲むのが苦手な動物もいます。そのコの個性に合わせて、注射をおすすめするなど選択肢をご用意しています。

Step6お会計

お薬がある場合にはこちらでお渡しします。お会計をすまされたらご帰宅です。

カードによるお支払いも可能です。
ご不明な点、気になることなどござましたらお気軽におたずねください。